3/8(木)生活資材部会 分科会開催しました

協会から

2018年03月12日

3月8日(木)に下記の3演題の講演が、大阪産業創造館にて
73名の聴講者の参加を得て開催された。
  1.「中国ベビーオムツ・マーケットについて」           
      講師:Dマーク・コンサルティング株式会社
      代表取締役 遠藤 彰 氏
  2. 「エクスランの機能素材」                              
     講師:日本エクスラン工業株式会社  
     開発加工部 主席部員 山下 修 氏 
  3.「最近のバイオマスプラスチックの動向と
    ユニチカのバイオマス素材「テラマック」について」
     講師:ユニチカ株式会社 
     技術開発本部  技術開発企画室グループ長 岡本 昌司 氏

  遠藤氏は、収集された豊富な統計データーを使い、中国のおむつの現状、日本、欧米からの輸入の現状、中国からの輸出そしてEC(ネット通信)での売上等の講演であり、中国のおむつ関係の状況が良く理解できたとの参加者の声が多くあった。
  山下氏は、アクリル繊維の特徴、機能素材である超吸水繊維やアクリレート系繊維についての紹介と商品開発に必要な消費者目線の解析として快適性工学センターも有効に活用した開発例などの講演が有り、参加者からは、普段聞くことない内容で参考になったとの意見あり。
  岡本氏は、バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックの違いなどの基礎から現状と今後及び課題の説明、その後、開発例についてわかり易く説明され、参加者にも好評であった。将来予測では、今後伸びる可能性大きい素材であるとのこと。

 

*この分科会の要旨は「正会員企業様専用ページ」に掲載されています