6/10(金)フィルター部会 分科会開催しました
協会から2022年06月15日
2022年6月10日にフィルター部会分科会を下記3演題で実施しました。COVID-19発生以降TEAMSでのWeb講演会を継続中で、44名の受講申し込みが有りました。事後のアンケートでは、Web講演会への賛同が得られました。今後も講演会、分科会等ではWeb講演を継続致します。今回はSDGsに関するテーマを3題企画しました。
1.「Expo2025 大阪・関西万博でのSDGsコンセプト」
講師: 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
広報戦略局戦略事業部審議役兼経営企画室審議役 今野 水己 氏
2025年に半世紀ぶりに大阪で開催される大阪・関西万博のSDGsコンセプトに関して、ご講演を頂いた。万博開催に当たってはDXや地球環境問題への対応、経済、社会、文化あらゆる面への対応をご検討され、公式キャラクターやテーマ事業である「いのちの輝き」に関してもご講演頂いた。残り3年の各企業の参画についてもご説明頂き、事後アンケートにも、内容が理解でき、気運醸成が進んだと記載されていた。
2. 「環境負荷低減に向けた集塵技術の紹介 」
講師 :日本スピンドル製造株式会社 技術開発部 木嶋 敬昌 氏
バグフィルター集塵機の構造、仕組み、技術に関してご講演頂いた。集塵用ろ布に必要な特性や今後の技術動向にも触れて頂き、不織布関係者に対し、今後の開発方向性を示して頂いた。事後アンケートでもバグフィルターがよく解った等のコメントがあった。
3. 「新型コロナウィルス感染対策としての空調・衛生設備のフィルター材」
講師:東京工業大学 環境・社会理工学院 建築学系教授 鍵 直樹 氏
新型コロナウィルスに関わる基礎から、必要な室内空気質までをご講演頂いた。気づかぬうちに汚染される室内空気環境では、コロナウィルスのエアロゾル感染対策がそれほど難しくなく、飛沫のコントロールや、換気の必要性等、学術面からご説明頂いた。事後には空調設備化上の技術ポイント等の質問があった。
*この分科会の要旨は「正会員企業様専用ページ」に掲載されています