11/28(水)産業資材部会 分科会開催しました

協会から

2018年12月04日

11月28日(水)産業資材部会 分科会を下記の3演題で60名を超える参加者を得て、
大阪産業創造館にて開催した。
今回は、非常に充実した内容となり参加者の多くから、早くも続編
を希望する旨のアンケート結果が寄せられました。
企画サイドとしましては、うれしいアンケート結果となりました。
1)「天然繊維とジオテキスタイル関係」
  講師:株式会社 田中 
          技術部 副部長 近藤 誠二 氏
  内容:会社紹介に引続き、ジオテキスタイルの定義、用途そして
     特に天然繊維使いジオテキスタイルの紹介、最後に近年の
     動向に関する内容で、写真を用いたわかり易い内容であった。
     これらの用途は、実績が重んじられるゆえ採用されるまでが、
     大変な工夫・苦労が必要とのこと。
2)「海洋プラスチック問題点の動向」
  講師:株式会社 東洋紡パッケージ・プラン・サービス
          シニアアドバイザー 村内 一夫 氏
  内容:昨今話題の講演であった。プラスチックを取り巻く環境問題・
     リサイクル問題に関して、更に詳細には、海洋生態系へ悪影響
     を及ぼしている海洋プラスチック、マイクロプラスチック問題
     使い捨てプラスチック容器包装の使用禁止動向、そして
     循環型経済に関する最新動向とまさに、日本が遅れていること
     を認識する内容であった。
3)「不織布の吸音メカニズムとEVへの適用可能性」
  講師:日本音響エンジニアリング株式会社
     ソリューション事業部 技術部長 中川 博 氏
  内容:会社紹介、その後 吸音メカニズムの説明。特に吸音と遮音は
     メカニズムが異なるため目的によって材料選定も変わること、
     そして、それらのメカニズムの詳細説明と特性向上の方法、特に
     不織布使用での効果の例などの報告があり、最後にEVへの適用
     に関して示唆に富んだ提言があった。

 *この分科会の要旨は「正会員企業様専用ページ」に掲載されています